マイツール便利技

マイツールからホームページを開く


MWM編集局


 

いろいろな情報収集のために、インターネットを利用している方は多いと思います。
よくアクセスするホームページは、使用するパソコンのブラウザに登録しておくことができますが、パソコンが変わると、その都度アドレスを手入力するか、登録をやり直す必要があります。

そのような時は、マイツールでホームページのアドレス一覧を作成してフロッピーに保存しておき、新しいパソコンでそのページを開いて、そこからホームページを呼び出せば、再登録が簡単に行えます。

  今回の説明では、ブラウザにInternet Explorerを使用します。
  使用するパソコンの環境によっては、今回紹介する方法が行えない場合があります。

・アドレス一覧の作成

1. F命令で、アドレス一覧のフォーマットを作成します。
 
2. ILS命令で、アドレスを書き込む空白行を挿入します。
 
3. ブラウザを起動して、一覧に登録するホームページを呼び出します。
 
4. [アドレス]に表示されているURLを選択し、[Ctrl]+[C]キーでコピーします。
 
5. マイツールのURL欄をクリックして、オブジェクト指向オペレーションで青い帯が掛かった状態にします。
この操作は、SETC命令の「15 マウスモード」が「2‥標準」の状態で行います。
 
6. [Ctrl]+[V]キーを押すと、コピーしたURLが貼り付けられます。
 
7. 同じようにしてURLをコピーし、ホームページ名を入力して、一覧を作成します。
作成した表は、W命令で保存してください。

・マイツール上からホームページを開くには

WINEXE命令を使えば、マイツール上からブラウザを起動して、ホームページを開くことができます。
 

1. ED命令を実行して、表の下に次の一文を記述します。

  WINEXE:{Explorer.exe

 
2. URLの最後に「}」を追加します。いろいろな方法がありますが、ここでは、STR関数を使って追加してみます。
次のようなSTR関数を実行します。

  STR[C4+}]=C4

実行すると、URLに「}」が追加されます。
修正した表をW命令で保存します。

URLが左寄せされている場合は、SR命令でURLの列を右寄せします。
列の桁数がピッタリだと、「}」が追加できません。桁数がピッタリの場合は、CF命令で桁数を1桁増やしてください。
 
3. この表を使って、マイツール上からブラウザを起動してホームページを呼び出してみます。
「仕事は=」の状態で、

  $11

と入力して、[Enter]キーを押すと、入力行に11行目の内容が取り込まれます。

 
4. 空白(スペース)を1文字入力してから、呼び出したいホームページのURLを、一覧からクリックすると、入力行に取り込まれます。
 
5. [Enter]キーを押すと、ブラウザ(Internet Explorer)が起動し、指定したホームページが呼び出されます。

 

作成したアドレスの一覧をフロッピーに保存し、他のパソコンのマイツールで開いて、URLをブラウザのアドレス欄にコピー&ペーストすれば、普段閲覧しているホームページをすぐに開くことができます。
新たにパソコンを購入したときなど、同じ環境の再現に便利です。

また、一覧にジャンルやカテゴリーの欄を追加しておけば、マイツールを使って目的別ホームページの検索などが行えて便利です。 

 

・補 足

WINEXE命令について詳しくは、『命令辞典』をご覧ください。

 


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