マイツール便利技

連番の付け方いろいろ


MWM編集局



マイツールで作成した表に連番を付ける場合、「1,2,3,……」はNUM(ナンバー)で入力できますが、他にもいろいろなケースが考えられます。
たとえば、

1.1から始まる奇数の連番を付ける。
2.7件ずつまとめて同じ番号の連番を付ける。
3.1〜7の番号を繰り返して連番を付ける。

などがあります。
これらは、いずれもDR命令とSEQ関数を使って、計算式を入力することで行えます。


・1から始まる奇数の連番を付ける。
1.DR命令で、小数点以下の桁数を0桁、四捨五入に設定します。
   DR[Enter]
   0[Enter]    (小数点以下の桁数は0桁)
   1[Enter]    (計算結果は四捨五入)

2.1列目の「連番」に、SEQ関数を使って奇数の連番を付けます。
   SEQ[1,2]=C1[Enter]
  と、1から始まって2ずつ増える連番を付ける計算式を入力すると、1・3・5・7・・・といった奇数の連番が付けられます。




・7件ずつまとめて同じ番号の連番を付ける。
1.DR命令で、小数点以下の桁数を0桁、切り上げに設定します。
   DR[Enter]
   0[Enter]    (小数点以下の桁数は0桁)
   3[Enter]    (計算結果は切り上げ)

2.1列目の「連番」に、SEQ関数を使って7件ずつの連番を付けます。
   SEQ[1,1]/7=C1[Enter]
  と、1から始まって1ずつ増える連番を、7で割る計算式を入力すると、7件ずつ同じ番号の連番が付けられます。




・1〜7の番号を繰り返して連番を付ける。
1.DR命令で、小数点以下の桁数を0桁、四捨五入に設定します。
   DR[Enter]
   0[Enter]    (小数点以下の桁数は0桁)
   1[Enter]    (計算結果は四捨五入)

2.1列目の「連番」に、SEQ関数を使って1〜7を繰り返した連番を付けます。
   SEQ[0,1]MOD7+1=C1[Enter]
  と、0から始まって1ずつ増える連番を、7で割った余りに、1加える計算式を入力すると、1〜7を繰り返した連番が付けられます。




ここでは、画面に表示された1ページ分のデータに連番を付けましたが、RC命令を使ってつないだ表を画面に表示すれば、複数ページに渡るデータに一度に連番が付けられます。



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