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マイツールにおける2000年問題 <和暦への変更方法と注意> | |
MWM編集局 |
すでに入力されているマイツールデ―タの年号を、西暦2桁から和暦(平成)に変更する方法、運用していただく場合の注意事項をご説明します。
お使いのデータを和暦2桁表示に変更する場合の参考にしてください。
*表のフォーマットを、変更したくない場合にお試しください。
*データに西暦1989年(平成元年)以前の日付がある場合は、ここで紹介する方法はお試しになれません。
西暦4桁での運用をお勧めします
西暦2桁となっているデータを、次のようにして和暦のデータに変更してください。
「仕事は=」の状態で、次の計算式を実行すると、画面のデータを和暦の年数に変更します。
・西暦2桁のデータの場合
C(年月日を収めた列の列番号)―88=C(年月日を収めた列の列番号)
入力例 C2―88=C2 (2列目の西暦2桁の年数を平成の年数にする)
・年月日6桁のデータの場合
C(年月日を収めた列の列番号)―880000=C(年月日を収めた列の列番号)
入力例 C2―880000=C2 (2列目の年月日6桁の年数を平成の年数にする)
*SHU命令やUPD命令を利用しても変換できます。その場合の計算式は、上記の方法を参考にしてください。
*過去のデ―タで、フロッピ―等に退避してあるデ―タも、この方法で変更してください。
西暦の年数を、和暦の年数に変更した場合、お使いの命令によっては、指定内容の変更が必要となります。
特に、オートプログラムやCMD・FKS命令で記録しているセミオートは、内容を和暦に合わせて修正する必要があります。
・検索を行っている場合
SH、SHU、SHD等で、ある年以降のデ―タを検索する場合など、条件式の変更が必要です。
使用するデータ | 条件式の指定内容 |
西暦 | SH:1―100:C5>=990101:〜 |
和暦 | SH:1―100:C5>=110101:〜 |
・日付の範囲チェックや、日付により単価などを変えているような場合
CNC命令の条件ペ―ジ、SHU命令等で日付の比較を行っていると、上記と同様に条件式の変更が必要です。
使用するデータ | 条件式の指定内容 |
西暦 | C5>=990101 |
和暦 | C5>=110101 |
・EF命令
デザインペ―ジの日付入力列の「条件指定部分(*C)」を和暦に合わせてED命令で変更します。
使用するデータ | 形式指定部分の内容 |
西暦 | C1#98―99: |
和暦 | C1#01―79: |
・PF命令
デザインページに「19」を固定で印刷し、続けて西暦下2桁を印刷するようにしている場合は、「19」を空白にするか「平成」に変更する必要があります。
・その他の注意
お客様の運用方法によっては、上記以外にも変更が必要な場合があります。ご注意ください。
実際に運用する前に、ダミーデータによるテスト操作やテスト印字を行ってください。
また、操作手順書等をご用意している場合、年数のデータの入力が西暦で指示してある個所については、和暦に合わせて手順書の変更が必要となります。
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