マイツール便利技

途切れたケイ線を編集する


MWM編集局


・途切れたケイ線を消す

DC・DL命令を実行して、K指定を行うと、マイツールのデータ行に引かれたケイ線だけを削除することができます。
しかし、ED命令でうっかりケイ線上にデータを書き込んでしまうと、K指定で削除できなくなります。

 

1.

ED命令で、誤って11行目のケイ線上にデータを複写してしまいました。

2. DL命令のK指定を使って、ケイ線だけを削除しようとしましたが、ケイ線が途切れているためK指定では削除できません。

  DL[Enter]K[Enter]

3. RV命令で表を元に戻します。

  RV[Enter]

4. DL命令を実行します。

  DL[Enter]

5. 「何行目を削除しますか:」の状態で、「C1<>|」と入力して、1列目が縦ケイ線以外の行を指定します。
これは、7・9・11行目のように、1列目がケイ線の交点となっている行を指定したことになります。

  C1<>|

|(縦ケイ線)は、[Shift]キーを押しながら[¥]キーを押して入力します。
6. [Enter]キーを押すと、1列目がケイ線の交点となっている行(7・9・11行目)が削除されます。

  [Enter]

・途切れたケイ線をつなぐ

途切れたケイ線をつなぐには、ケイ線がキチンと引かれている行をSVL命令で保存して、LDL命令で上書きすると便利です。
 
1. SVL命令を使って、横ケイ線がキチンと引かれている行を保存します。

  SVL[Enter]7[Enter]

2. LDL命令を実行します。

  LDL[Enter]

3. 「何行目に読み出しますか:」の状態で、「C1<>|」と入力して、1列目が縦ケイ線以外の行を指定します。

  C1<>|

4. [Enter]キーを押すと、ケイ線が途切れている行に、保存しておいた内容が上書きされます。

  [Enter]

 

今回の例では、データの少ない表を使用しましたが、データ行数の多い表の場合、この方法で一度に途切れたケイ線を消したり、上書きすることができて便利です。

 

・補足

SVL・LDL命令について詳しくは、「命令辞典」をご覧ください。

 


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