マイツール便利技

インターネット上のデータをマイツールデータにする


MWM編集局


 

マイツールフリーウェアバージョンは、クリップボードにコピーした内容を、MPAST命令でタブ区切り形式のデータとして取り込むことができます。

そこで、この命令を使って、インターネットのホームページに掲載されている表を、マイツールデータにしようとすると、横方向のデータが1列にまとめられて取り込まれてしまいます。

 

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コピーする部分を指定して、マウスの右ボタンをクリックし、[コピー]を選択。

 
マイツール上で、MPAST命令で取り込むと、...

 
横方向のデータが全てつながって、1列に収められた状態で取り込まれます。
 
このままでもマイツールデータとして使うことができますが、並べ替えや検索には不向きです。
連番や日付・タイトルなどを、個別のデータとして並べ替えや検索が行えるようにするためには、列を分割したり、区切りの位置を変える必要があります。
このような手間を省くには、Excelにいったん貼り付けて、そこから再度コピーすると便利です。

 

・ホームページの一覧をExcelに貼り付ける

1. ホームページの表を開いて、コピーする部分を選択し、コピーを行います。
 
2. Excelを起動して、左上のセルを選択します。
選択した状態で右ボタンをクリックし、表示されたメニューから[貼り付け]を選択します。
 
3. クリップボードにコピーしておいた、ホームページの一覧が、Excelに貼り付けられます。
 

Excel上に貼り付けると、データが項目ごとに分けられた状態で、収められます。

 

・Excelからマイツールへのコピー

1. Excelに貼り付けた直後、マウスの右ボタンをクリックして、[コピー]を選択すると、今貼り付けたデータが、Excelに表示した状態でもう一度クリップボードに取り込まれます。
  
2. マイツール・フリーウェアバージョンを起動して、ツールメニューバーから、[クリップ入力](MPASTボタン)を選択します。
 
3. 書き込み先頭ページを聞いてきます。
ここでは、[Enter]キーを押して、クリップボードの内容を画面に書き込みます。

[Enter]

 
4. 書き込むデータの1行目の内容を聞いてきます。
ここでは、[3]キーを押して、「計算式」を指定します。

 3[Enter]

 
5. 列幅の調節について聞いてきます。
ここでは、[2]キーを押して、「ピッタリ+1桁」を指定します。

 2[Enter]

 
6. 指定した内容に基づいて、マイツールの画面上に、Excelでコピーしたデータが貼り付けられます。
 

貼り付けられたデータに、項目名を入力したり、表題を付けて保存しておけば、マイツールのデータとして利用できるようになります。

例題の画面では隠れていますが、4列目には執筆者名が収められています。

 

インターネットのホームページで紹介されている、商品一覧や店舗一覧などは、たいていの場合表形式で掲載されています。
今回紹介した方法を使えば、こういった情報をマイツールデータとして扱うことができます。

 

・補足

MPAST命令について詳しくは、「命令辞典」をご覧ください。

 


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